Random thoughts in Japanese. All optinions are my own.

2025/08/31 (Sun.)

  • 2回目のフランス語のレッスンを受けた。前回よりは疲労感が少なくなって、少しずつ慣れてきたのかも。正直喋っている内容は知っている語彙に縛られているので、今日だって「高齢者の好む政策は若者の好む政策と違う」みたいな中身のないことしか喋れていないけれど、そんなレベルでも楽しく忍耐強く教えてくれるのは本当に助かる。週1で続けられるかな。今のところ運動後のような適度な疲労感があって、良い気分転換になりそうな気がする。

2025/08/29 (Fri.)

  • 今週はセミナーに、ディスカッションに、領域会議に参加して、人と喋る時間が長かった。楽しいし気分転換にはなるけど、僕の場合はなかなか共同研究には繋がらない。共同研究をしたいという気持ちがすごくあるわけではないのだけれど(既に抱えている研究も少なくないし)、他の人と楽しそうに共同研究している人を見ると少し羨ましい。まあ自分は自分で地道に研究をするのみ。
  • 京都に帰る。2日間の札幌、結構楽しんだ。

2025/08/28 (Thu.)

  • 日野さんの研究がとりわけ面白かった。Nesterov’s accelerated gradient の連続極限が Bessel 方程式として解けるというのは普通に勉強になった。加えてお昼ごはんを食べながら、連続極限を取ることでシンプレクティック法を使って数値的に安定な最適化が実現できるのでは、という示唆をもらった。最近は「機械学習のダイナミクスは本質的に離散的で、連続化するのは(自然科学とは異なり)解析上の近似に過ぎない」という見方を抱いていたので、それに対するアンチテーゼとして面白かった。

2025/08/27 (Wed.)

  • 飛行機で札幌へ向かう。北海道自体は3年前 (2022/02/14) に道東には行ったが、札幌となると実に7年前の IBIS ぶりである。あのときは同期に恵まれて本当に楽しかった。
  • しかし3年前の道東旅行を思い出しても、3年間で自分の生活が大きく変わったことを実感する。3年前、博士卒業直前は、やはり学生だったのもあって旅行するにあたっても大手を振るって散財することはできず、お世辞にも環境が良いとは言えない、かなりの安宿を渡り歩きながらなんとか旅費を抑えたものだったが、3年経ったいまは趣味のフランス語勉強に気兼ねなく投資できている。精神的には相当楽になった反面、3年前の自分の気持ちを忘れてはいけない。とりわけこれからも学生と密に接し続けるであろう身分としては。

2025/08/26 (Tue.)

  • 先日の multicalibration の議論 (2025/06/05) の続きで本郷に一日籠もった。今日はあまり進捗が出なかった。それほどうまい問題の抽象化は一筋縄ではいかない。議論に時間はかかるが忍耐強く考えるしかない。
  • ついに初めてフランス語のオンラインレッスンを受けた。僕が全然単語が出てこなくて絞り出そうとしている間も辛抱強くサポートしてくれたり、発音が良い、文法が良いとか褒めてくれて、内心は全く喋れていないのはわかっているのでそうでも言ってサポートしてくれるのは本当に助かる。1時間英語を補助的に使いつつもフランス語8割以上で会話していたので、終わった瞬間は相当に疲れた。「もう一回お願いします」とか「この単語はどういう意味ですか」とかそういうフレーズさえも上手く出てこなくて聞きたいことが聞けないのはもどかしい。そういうフレーズだけでも準備してまた受けたい。どれくらい定期的に受けられるかわからないけれど、勉強を続けたいなあ。

2025/08/25 (Mon.)

  • 6年前に買ったリュック兼カメラバッグが寿命を迎えたので処分した。6年前、ヨーロッパ出張に行く直前に EOS Kiss M を買ったとき (2019/09/01) に一緒に買ったリュック。これのお陰で世界中を旅しながら良い写真を撮って回ることができた。処分するのは本当に忍びない。これだけ使い倒して愛着が湧いているならなおのこと。
  • 立川へ。今日は珍しくも東海道新幹線で少し酔い気味になりながらも、論文のサーベイを4本くらいざっと終えた。偉い。
  • 特異モデルの情報幾何という非常にマニアックなトピックの所内セミナーに対して、ざっと見渡して15人くらい聴衆が集まっていて流石だった。
  • 懇親会帰りに柳下さんと雑談した流れで MPEC の話をしたら興味を持ってもらえた。Cyclic monotone な関数を学習したいという動機自体は自然だし、いい問題だと思うんだよな。最適化の人にも興味を持ってもらえて嬉しい。

2025/08/23 (Sat.)

  • 6周年。今年はフォーチューンガーデンでフレンチディナー。建物の出で立ちとは裏腹に意外にカジュアルで入りやすい雰囲気だった。

2025/08/22 (Fri.)

  • 時間が流れるのが早すぎる。つい先日はじめて彦根に来たような気がするのにもう半年前 (2025/03/14)。生協の春季・夏季休暇期間の休業で時間の経過を感じる。
  • とりあえず最低限の検証実験はやった。Isotonic regression に一致しないのは残念だが、いずれにしても多次元のケースで指数個の制約を考えなくて済むようになるのは嬉しいだろう。それなりの嬉しさはあるはず。あと、気づいたら定式化が少し行列分解っぽい形になっていたので、それも地味ながら気になるポイントである。単調性が重要になるタスクはいくつかあるから、複数シナリオで実験を行えば悪くないラインなのではないだろうか。

2025/08/21 (Thu.)

  • やはり相補性制約付き最適化は思ったより一筋縄ではいかないか。解が安定しないし相補性制約もなかなか満たされない。
  • うまくいかないなりに、いくつか学びは得ている。その1。(当然と言えば当然なのだが)Kantorovich 緩和問題の最適性に対して置換行列は十分ではあるが必要ではない。
  • そんなこんなで1次元の場合は一応コードが動いた。結局相補性条件を開いて制約に入れた、数理的にはカッコいい形で実装するよりも、愚直だけれども交互最適化でやってしまったほうが割とサクッと動いた。まあそんなものだよな。

2025/08/20 (Wed.)

  • Claude に課金もしたことだし惜しみなく vibe coding をしている。無課金だったときと比べて感じる最も大きなメリットは、コンテクスト長の制限を気にすることなく試行錯誤を続けられることだ。Vibe coding には抵抗がどうしてもあったが、実際のところコーディングの中で面白くない部分、例えばプロットを作ったり、勾配の手計算をしたり、最適化のループを書いたりなどの部分が一瞬で完成するので、そもそもなぜ最適化がうまくいかないのかといった本質に近い部分のデバッグに時間をより費やすことができているような気がする。巷はわからないが、研究の場面に限っていうのであればこういう本質的なロジックに集中できるのは嬉しい気がする。
  • しかしいずれにしても今のところ、最適輸送でうまくいくと思っていた最適化問題がまだうまくいっていない。さっさとデバッグして実験をして、論文を書いてしまいたいところ。

2025/08/19 (Tue.)

  • 嫌な夢を見た。暴力的なシーンで目が覚めた。
  • 未だに ADMM の使い方がよくわかっていない。等式制約付き最適化問題で dual ascent を実行したくて、条件数の改善と dual decomposition を同時に達成しようと思うと罰則法から ADMM へ移行するのが自然になる?どうやらそういう雰囲気のように見える。しかしちゃんと勉強しないと今後困る気がする。

2025/08/18 (Mon.)

  • しばらく考えている最適輸送の問題、最適化の仕方がわからなくて Claude に聞いては検証するのを繰り返している。こういう研究のアイデア出しに Claude を使うとなんとなく自分の思考能力の低下を招きそうで忌避感があるのだが、いずれにしても Claude の返してくる答えはそんなに正しいとは限らないので、検証するために自分が考えなければならない。そういう意味では(従来とは異なるタイプの思考能力かもしれないけれど)思考能力は必要とされるので、良いのかもしれない。生成 AI の登場で、応用数学の研究もアプローチが変わっていくのだろうなと感じる。

2025/08/17 (Sun.)

  • 登山から帰ってきてまだ筋肉痛が続いているが、今日の夕方頃にはようやく落ち着きの兆しが見えてきて、なんとか上半身の筋トレをしにいくことくらいはできるようになってきた。明日からは仕事は一応できるか。思い出せる限りの中で、今年のお盆休みは相当に楽しんだ休暇だった。本当は休暇はこれくらいしっかりとって、それからリフレッシュして仕事に戻るのが良いのだけれど、ここ数年は半ば惰性で仕事をしていたような気がする(が、日記を見返すと体調を崩していることが多かった)。
  • カンボジア旅行中や登山中も止まない OpenReview の通知メールを無視していたが、いま確認したら議論フェーズのスケジュールが過ぎていた。しかし議論期間がたった3日。仕事や休暇の合間を縫いながらそんなスケジュールでまともな議論ができるはずがない。逆に言えばもうそんなエフォートをかけた議論は期待されていないと考えたほうが精神衛生上良いだろう。ジュニアな学生にとっては一回の投稿にキャリアがかかっているわけだけれど、一回一回の投稿をあまり真面目にやると精神を病む。非常にシニア的目線な感じではあるが、カンファレンス論文投稿はほとんどお御籤だと思ったほうが良い。

2025/08/15 (Fri.)

  • 2泊3日で初富士登山してきた。今朝は無事ご来光を迎えることができた。スローペースで往復で計15時間くらいは歩いていたことになり、帰宅して一気に疲労が押し寄せた。達成感はあるが、明日明後日は休むしかない。

2025/08/12 (Tue.)

  • 帰国して1日半、やたらと眠いので家でゆっくりしていた。帰りはスタッガードでフルフラットで寝返りも打てて飛行機では考えられない感動的な寝心地だったのだが、ホーチミンー羽田は5時間と少ししかないので、もう少し寝たかった。飛行時間が長くあってほしい日が来るとは。

2025/08/10 (Sun.)

  • 4時半起きして朝日を拝むべくもう一度アンコール・ワットを訪れ、それからホテルに帰って昼前まで二度寝するという、贅沢な時間の使い方をした。午後は行きそびれたアンコール・トムをゆっくりと回って、それから Wat Thmei のキリング・フィールドを見てから空港へ。今回のカンボジア旅は贅沢感もあり、ご飯も美味しく、普段見れない景色もたくさん見れて、そして時間にもゆとりがあってとても良かったな。
  • 「親から言われてキリング・フィールドにきちんと行ったのは一番良かった」とシンガポールで友達から聞いた (2025/05/01) ので僕も行った。教科書ではポル・ポト政権下での虐殺や拷問の様子を写真で見たりはするけれど、現地で納骨堂いっぱいに溢れる人骨を目の当たりにすると、二次情報で目にするのとは全く違い、とてつもない衝撃がある。思わず手を合わせることしかできない。昨日一昨日も暇な時間で少しくらいはポル・ポト政権の歴史を勉強してみたけれど、全く勉強が足りていない。まだ僕は何も知らない。なぜこんな凄惨な事件が起こったのかさえも。
  • そんな暗い過去を全く感じさせず、カンボジアの人たちは明るくジョークをよく言っては笑う朗らかな人たちだった。笑顔が明るくて、礼儀正しくて、子どもたちもよく挨拶をしてくれて、素敵な国だった。東アジアのややもすれば殺伐とした雰囲気とは違う。僕がたった3日しかいなくて表の面しか見ていないというのはあるだろうけれど。それでもこの人情溢れた国をまた見たいなあ。

2025/08/09 (Sat.)

  • カンボジアではゆっくりバカンスを楽しもうと思っていたけれど、結局ツアーを詰め込んで朝から山を、滝を、寺院を巡り巡って帰ってきた。でも良い景色を見て回れたので充実。帰ってきてジャグジーで水浴びして部屋でファンタを飲んでいる。これで良い。

2025/08/08 (Fri.)

  • シェムリアップに着いた。さり気なく人生初の深夜便ビジネスクラスだったわけだが、今回はフルフラットではなかったにせよ、座席を相当倒して寝られるだけで、実質はフライト時間の制約もあって5時間くらいしか寝ていないけれど、カンボジアに着いてから悠々と一日観光して回ることができた。こういうところに自分のお金を注ぎ込めるのは、本当に数年前まで学生をやっていたときに比べて社会人になったなあと思う。
  • シェムリアップはたまたま観光地だからなのか、想像していた以上にインフラの整備と衛生環境の維持がなされている印象がある。車線があって信号が機能していて道端を野犬がそれほど歩いていないという点において、インドとは比べ物にならないくらい落ち着いて街中を歩くことができる。印象が良い。
  • 遺跡回りにどれくらい興味が持てるか不安だったけれど、アンコール・ワットは勿論、タ・プローム、タ・ケウなど、それ以外の遺跡も各々個性があって、そして観光客が全然いなくて、本物の非日常感が体験できる。遺跡に登って眼下を見下ろすと、整然とした遺跡区画と所々崩れた瓦礫とで、権力の栄枯盛衰と悠久の時間というか、歴史というか、そういうものが感じ取れる。唯一の難点は暑くて日陰にそれほど隠れられないことだけど、それほど旅程も急いでいないので、明日以降またゆっくりと回ることにする。

2025/08/07 (Thu.)

  • ワークショップでの発表を終えた。そんなに芯を食った質問は多くなかったので、正直楽しんでもらえたのかどうか自信はない。同じ内容を ENSAI (2025/07/09) と内輪 (2025/07/30) と踏まえて喋るのが3回目だったので、話し方は熟れていたとは思うけれど。研究内容が Matus らの研究のフォローアップだから、新しい情報量があまり多くないのかも。この論文、自分の中で自信のあるフェーズと自信のないフェーズを繰り返している。査読での評価は割と良かったので最近自信を取り戻したばかりだったけれども、やっぱり解いている問題が解くべき問題ではなかった気が今になってしている。
  • 当初は「“self-bounding property” がなくても速い収束はする!」ことをどうしても主張したかった (2024/11/13) が、半年経った頃には自分の中で自明化してしまった(というか、ちゃんとわかっている人たちは、少なくとも Matus はとっくの昔からわかっている話だ)。どれくらい改めて論文にする必要があるのか。これまではなにか新しいトピックを掘ったらほぼ 100% 頑張って論文にする気持ちでやってきたが、問いの立て方を改善する必要に迫られてきた。大学院時代に理論研究の手ほどきを誰かにきちんと教わったわけではないから、我流であることに今苦しめられている。
  • それでもなお Matus は自分との議論を楽しんでくれた様子(に少なくとも僕は見えていて)で、帰国後に Zoom をすることになった。僕のトークがどうだったにせよ、これは僕個人の収穫としては大きい。
  • そんなわけで夏休み前最後の営業日は終わり。仕事を終えて羽田のラウンジでゆっくりしている。特にマネジメント関連で頭から離れにくい案件もあるけれども、一旦羽を休めることにしよう。

2025/08/06 (Wed.)

  • 80年。今日はゲストハウスからテレビで観た。このタイミングで軍事衝突している国に行くのは何かの縁か。
  • 自分の研究テーマがずっと迷走し続けていることに悩んでいたけれども、言語化できないレベルでは通底するものもあるのかなという気がしていて。Yutong と議論している単調回帰の話は結局リンク関数の学習と言い換えることができるから proper loss に関連していて、昨日議論していた information exponent の話も single-index model による理論モデルの解析だから多かれ少なかれ関連している。リンクとかインデックスとか。何となくそういうところに共通した興味があるように見えている。
  • 数学力に難があると思ったら「数式は1行ずつは追っていなくてイメージで考えているんですよね」という答えが返ってきて、僕自身考えさせられた。なぜなら(広い意味では)僕もそうだから。僕は図像的・直感的理解が大事であると信じているけれども、一歩間違えれば危うい理解の欠如と隣合わせである。
  • 人のスキル、仕事上の相性を見極めるのは本当に難しい。今回はこのタイミングだったからまだ良かったものの、僕は少なくとも一度や二度話しただけではうまく判断がつかない。
  • 理研ワークショップ2日目、夕方のみ参戦。なんだかんだ初めて Matus と挨拶した。正直な話、僕のいまやっている研究が Matus や Jingfeng の去年の論文に対する反駁のような内容なのでどう受け取られるか不安ではあったのだけど、直接話したら Matus 本人も同じような課題意識は持っていたし、何なら僕のはるか先まで証明で満足が行っていなかった部分に対する課題意識を持っていた。著者だから当然ではあるのだけれど。ずっと考えているからこその強さと回転の速さだ。見かけによらず非常にフレンドリーで、かつ Yutong が言っていたように相当に謙虚だった。人を褒めるのもべらぼうにうまい(細かいことだけれど、聞いてもいないのに僕の喋る英語をべた褒めしてくれた。日本人以外に言われるのはほぼ初めてな気がする)。いずれにせよ、パラメータが無限に飛ぶのはたとえ方向収束しているとしても合理的な挙動ではないという認識は正しかった(でもだとしたらなぜ Matus は astral space に興味があるのだろう)。明日も彼の方から続きのディスカッションをしようと声をかけてくれた。彼は自身のことをコミュニケーション下手というが、僕はむしろ参考にしたいくらいだ。

2025/08/05 (Tue.)

  • 鈴木研のワークショップに参加しに日本橋に来た。久しぶりに国内で非日本語話者の多い会合に来た気がする。やっぱり若目の学生さんは質問をしづらそうなためか質疑でそれほど質問は出ないので、僕としてはかえって自分自身が気になったところを自由に聞けてありがたい。耳学問だけだけど、information exponent まわりの解像度もだいぶ上がってきた。Information exponent まわりは思った以上に損失関数の観点から切り込める余地がありそうな気がしてきた。どれくらい意味があるかわからないけれど、僕の芸風を踏まえると掘っておいて損はなさそう。
  • なんか昨日の件もあったり、今日も立ち話で学生の大学院出願について雑談していたのを踏まえて思ったのだけれども、僕は学生に対して優しすぎたというか、肩を入れすぎていたのかもしれない。たぶん選択肢は二つに一つで、無際限に学生は受け入れるけれどもその後については放置に任せて保証はしないか、受け入れる前に selective になって可能な限り不確実性の高い学生は受け入れないか。まあ勿論最低限の環境は提供すべきだけれども、成果が出るか出ないかは畢竟学生のポテンシャル次第ではある。ポテンシャルを引き出せるように努力はするけれど、結果が出るかどうかはサイコロを振ってみないとどうしようもないから。

2025/08/04 (Mon.)

  • 先日の続き (2025/08/04)。仕事のペースがあわない、何度教えても同じことの繰り返し、各人が各々の方針に従ってやっている、端から見ていて効率が悪すぎる、返事を聞いてもわかってるのかわかってないのかわからない、などなど。もうどうしたらよいものか。埒が明かず気づけば3時間も話し込んでしまった。気づけば年度の折り返しも目前、早めに何かを考えなければいけないのだけれど、判断をすべき権限は僕の手の中にある。重い。
  • そんなことをしていたら夕方になってしまった。MPEC の勉強を少しだけした。

2025/08/03 (Sun.)

  • サークルの同窓会で昼からぶっ続けで3次会まで9時間だらだらと飲んでいた。もはや喋るためにやっているとかではなく、後生どこで会えるかわからないからこの席にしがみ続けて時間を共有しようという、謎の意気込みを感じる。
  • 飲み会終わりに栄養の偏りを感じて罪悪感で野菜ジュースを一人で飲む。こんな生活をいつまで続けるのだろうか。

2025/08/02 (Sat.)

  • 研究の大きな進捗がないまま8月に入ってしまった。本音から言えば半年で一本くらい論文を書き上げたいものなんだけれど。そんな中今日は疲れていて昼まで惰眠を貪ってしまった。

2025/08/01 (Fri.)

  • 暑すぎる。そのせいで日中かけて論文の査読コメントを2本返すくらいしか仕事できていない。言い訳がましいが。
  • 昨日は大塚さんと久しぶりに時間をとって議論した。科学哲学会ぶり (2024/12/01)。前々からお互いに気になっていた「概念の境界」と「コミュニケーション可能性」の問題、哲学の立場としては推論主義という立場になることを教えてもらった。対立概念は表象主義、わかりやすく言えば symbol-grounding 問題を valid な問題として擁護する立場。
  • 小一時間くらい話して、数値的に検証可能そうな課題が見えてきた。あとはやる時間を作れるかどうか。