Random thoughts in Japanese. All optinions are my own.

2020/05/30 (Sat.)

  • 週末の気分転換に散歩。まだ暑すぎなくて風も気持ちよくて丁度いい。久々に風に吹かれながら外飲みして気持ちよかった。

2020/05/29 (Fri.)

  • 締切まで1週間を切っているけど、今回はかなり余裕があるな。まあ一人で書いてるんじゃなくて後輩とequal contributionで書いてるから負担半分なのが大きいけど。それにしても土日も全然休めそうだし、これなら仕事の意味でも生活の意味でも余裕があって完璧なワークライフバランス。今後の人生もこの調子を心がけたい。。
  • 心に余裕があると、いろいろな面白いアイデアが浮かんでくる。あれもこれも試してみたいし、このワクワク感が研究の醍醐味。(この後あれもこれも手を出してキャパオーバーして鬱になります、知っている)
  • 余裕があるので丁寧な料理を作っています。はじめてなすの揚げ浸しを作った。揚げなすの甘みとポン酢がいい感じにマッチする。あと、先日の麻婆豆腐の作り置きにだんだん味が染みてきてとても美味しくなった。麻婆豆腐って寝かす必要があるのか?もう少し時間かけて味が染みるまで煮詰めた方がいいのかも?

2020/05/28 (Thu.)

  • なんか東京の感染者数がまた増えているな。時期的にはGWが終わってから発生した感染だと思うので、少しでも油断すると本当にすぐに再発しそうだな。
  • 行きたいカフェやレストランやバーが溜まってるし、お金を落としたい。しかし誰かと一緒に行くのはなんとなく憚られてしまう。悩ましい。

2020/05/27 (Wed.)

  • 緊急事態宣言が解除されてから一夜。大学が封鎖されたままだと、生活は基本的には変わらないですね。。毎日起きては三食自炊しながら自宅で作業する日々。あと1週間で某会議の締切なので、少なくともそれまではこんな感じの作業詰めの日が続くかな。
  • アメリカに博士で学位留学してる友達に久しぶりに連絡したら、なかなかつらそうな感じになってた。。共同研究者の経験値が圧倒的すぎて理論も実装もアイデアも遠く及ばず、無力感に打ちひしがれている感じ。どちらかといえば自分に自信のある方だと思っていたので、なかなか意外だった。やはりほとんどの人は誰しもそういう時期を迎えるものなのだなあ。
  • 最近は「辛いことはやめてしまえ」「楽しいことだけをやれ」という方針をとりつつあるので、声のかけ方に困った。まあ経済的に楽しいことだけをやれない状況だったら為す術なしなんですけど、学問や研究事はそうじゃないですからねえ。メンタリティの問題で縛られているなら、考え方を変えるのも一つの選択肢なのかなと(こんなことは言わなかったけど)

2020/05/26 (Tue.)

  • ミシガンで投稿した論文がCOLTに通った!!2年前に(ICMLの発表のついでに)初めてCOLTを聴講したときからぼんやりとこのコミュニティに入ってみたいという気持ちを抱いてたし、確認した限り日本からCOLTに論文が通ったのはどうやら2015年以来らしいし、ついにやったという感じ。NeurIPSやICMLに論文が通るのよりも格段に嬉しい。
  • 一度論文が通ると、なんとなくボーダーラインみたいなのが見えるので良い。今回も投稿前はこれくらいの質の理論的な結果で十分かどうか自信がなかった(あくまでCOLTの基準として、であって、個人的にはまあまあ面白い結果だと思ってた)けど、これくらいなら十分COLTも狙えることもわかったし、自分の感覚とCOLTの人たちの感覚がそう遠くないこともわかったので収穫が大きい。
  • 惜しむらくは、本来ならオーストリアで発表だったはずなのにCOVID-19で行けないこと。。AISTATSもシチリアだったはずなのに、、、実はもうかれこれ2年間国際会議に参加できてなかったところで論文が立て続けに通ったのに、COVID-19でオンサイト参加できないのはすごく残念。。
  • 全然関係ないけど、前にめちゃうまくできた麻婆豆腐を再現しようとしてるんですが、全くうまくいかない。ラー油とにんにくと鷹の爪は入れているんだが、、今日はいつも入れてる甜麺醤を入れ忘れた。それと、やっぱり味噌は蛇足なのかなあ。

2020/05/25 (Mon.)

  • 今日からは普通どおりに作業できるようになった。回復してみるとなんであんなに体が動かなかったのかわからん。日差しも出てたし、晴れやかな気分でタスクをたくさん片付けました。
  • ほぼ1週間ぶりにストレッチとランニングをした。やはり健全な精神は健全な肉体に宿るのです。

2020/05/23 (Sat.)

  • ようやく元気が戻りつつある。5日ほど完全にぶっ倒れていた。結局、1日10時間くらいぶっ通しで寝て、だらだらアニメ見て(鬼滅は3日で見終わった)、美味しいものを食べるのが回復への早道です。
  • 昨日今日ほぼ2ヶ月ぶり?に外食したと思うけど、いい気分転換になった。今日は前から行きたいと思っていた蔵前の玄米屋さん「結わえる」に行ってきたんですが、玄米が美味しすぎて一人でしずしずと感動していた。。たまにはこういう一人では作れないようなおばんざいとか食べて気分転換しないと、人生やっていけないよなあ。

2020/05/20 (Wed.)

  • 今日は原稿を書いたり書類作ったりしてた。気持ち的に生産的活動がまだできる気がしないので、頭停止でできる手作業でお茶を濁す。気持ちが向かないのでしばらく研究お休みしようかな。。
  • 昨日は結局噂の鬼滅の刃を8話見た。やる気の起きないときは動画を見まくるのが定石です(?)

2020/05/19 (Tue.)

  • 昨日から何もやる気が起きない。一気に湿度が上がったのと、研究があんまりうまくいってないのとで。あと、いつも通りADHD発症して諸々の締切を積み重ねてしまっているせいで、余計やる気が起きない。ちょっとまずいやつ。
  • ずっと走り続けてる人、ほんとどうやってメンテしてるの。体の構造が根本から違うんだ、ということにしてしまいたくなる。

2020/05/17 (Sun.)

  • とあるポスドクの方が研究者を辞めるという記事を読んだ。本人はすべて自分の無意識の決断に対する「後付けの解釈」と記している(実際人間の思考・解釈なんてそんなもんだろう)が、一貫して非常に共感できた。研究をしていると(少なくとも僕が)頻繁に苛まされるのは、果たして自分は究明したい科学があるのか、それとも単に競争したいのか、という点。いや、間違いなく両方あるのだけれど、後者に重心をおいてしまうと本当に空虚な人生になってしまうよねえ。なにせ一つ研究ができたところで競争心は何も満たされれないのだから。
  • あと、アメリカでもポスドクの待遇は良くないということを赤裸々に告白しているのはポイントが高い。よく「日本は諸外国のアカデミアに比べて待遇ガー」と批判する人たちがいるけど、別に日本だけじゃないでしょ。待遇がよく見えるのはそれに見合う業績・能力を持った人に対価が与えられているだけで、平均的な環境はほとんど何も変わらない。フランスの知り合いも厳しい現状を語っていたし、余裕のある人は基本的に親元の太い人たち。自由主義経済の下では、明日明後日即座に役立つわけではない研究に金銭的支援を申し出るほど酔狂な人たちは多くはないし、国家が支援の手を差し伸べようとすると国民が生活・経済の支援を優先するよう監視の目を光らせているわけです。結局、歴史の物語っているように、科学なんて金持ちの余興か、あるいは一部の酔狂な人間の好奇心によって偶然発展してきただけのものです。
  • 話が逸れたけど、人間の競争心に関しては、昨日見終わった高橋一生主演の「僕らは奇跡でできている」がよかった。主人公は(控えめに言ってADHDの)大学教員で研究を純粋に楽しんでいるけれど、周囲の人間や本人の過去にも承認欲求が渦巻いていて、見ていて「わかる〜」となる(笑)。「人に認められたくて頑張ってるのに、、」と誰しも思ってるけど、本当はそんなに頑張る必要なんてないんじゃない?という解を与えるのが主題(の一つ)。展開がご都合主義なのはご愛嬌だけど、それだけ承認欲求に対する救いを求めてる人たちが多いのかなあなんて思うと、自分の悩みも結局みんな持っていることだし大したことじゃないんじゃないか、なんて気持ちになる。
  • さて、25歳にもなっている手前、自分の人生もそろそろどうしていきましょうかね。さしてお金を稼ぐ気概も覚悟もない以上、最低限生活には不自由しないライン(cf. 生活の不自由さで精神的に余裕がなくなることはない程度)だけは保ちつつ、自分の心からやりたいことができれば良いのだけれど。

2020/05/16 (Sat.)

  • 研究成果報告会おわり。はじめての(発表側としての)オンライン学会参加だったけど、意外と悪くない。人が集中したポスター発表も難なく聞けるし、(今回は内輪のおかげもあって)チャットや質問のフィードバックもあって楽しいし、時間気にせずに一方的に喋り続けるのはそれほど苦じゃないし、あと疲れたら昼寝できる。気楽です。

2020/05/15 (Fri.)

  • 今日(と明日)は某研究成果報告会。驚くほど気乗りしないのだけど(たぶん最近まともに喋ってないので人と対面したくない気持ちがある)、オンライン学会は(好きなときに離着席できるのが気楽で)存外悪くない。昔からじっとしてられないタチなので。
  • 僕が発表するのはこないだ1月に採択された研究の話だけど、基本的に研究の骨格が9割できていたのは1年前。1年前の研究ともなると、正直興味が結構目移りしてるのと、自分で腐るほどアラを見つめ続けたのとで、残念ながらもはやあまりmotivativeでない。またの名を自明病ともいう。表向きには自分の過去の研究は誇っていくけれど、内心そうでもない。「自分のこの研究はすごい!」と人に(心の底から)熱弁できるような研究をやってみたい。
  • こないだに引き続いてまたワインを(今度は赤白1本ずつ)購入した。今日開けたのはTortoise Creekのピノ・ノワール (2018)。こないだのカベルネに近い系統の味(?)で、飲んだ瞬間のぶどう感の広がりが心地よい。旨味と甘味がカベルネより少し強いのかな。後味の甘味が良い感じです。赤ワインを開けたらとりあえずワイン煮を作りたくなるので、今日は豚ロースと大根を煮込んだ。こちらは塩コショウと醤油、コンソメであっさり目に味つけ。ピノ・ノワールの甘味が大根の甘味と絡んで良い感じ。「カベルネとどっちが好きですか」と聞かれると返答に窮するくらいまだ舌は未熟です。でもどっちも好き。

2020/05/14 (Thu.)

  • さすがに今の研究を次の締切に間に合わせるのは無理な雰囲気になってきたので、もう少しじっくり詰めながら考えよう。周りで論文量産してる人は素晴らしいですが、僕はそんなに馬力はないのでゆっくり楽しめるスピードでやらせていただきます。
  • 社会がグローバル化して本当に幸せになったのかな、と思ったり。今まで出会うことがなかったために平和に棲み分けがなされていた異文化・思想が邂逅することによって人の思惑が多様化して衝突が起こってしまう。悲観的に見れば秩序がなくなっていく。最近の世間様の衝突を見ているとそういう気持ちになったりします。

2020/05/13 (Wed.)

  • また締切直前に原稿を投げつけられているのですごく機嫌が悪い。しかも添削催促されてイラッと来ている。モヤモヤしたのでド真面目に添削して返してやったら、Acrobatの注釈300個になった。こんなクオリティのまま毎度毎度投稿するからリジェクトされるんだよ。。
  • 機嫌が悪くなるとつい人に対して攻撃的になってしまう。添削した後だからってのもあるかな。どうしても批判的に見なきゃなので、つい人の悪いところばかり目につくようになってしまう。批判と攻撃は別物だけど、きちんと分別付けないと無意識下で混ざってしまう。他人に対して攻撃的だと反射して自分にも攻撃的になってしまうのでとても精神を摩耗する。職業柄仕方ないとはいえ、スイッチのオンオフは付けられるようにしなければならない。

2020/05/11 (Mon.)

  • すごく蒸し暑くてまるで梅雨のような倦怠感。5月って例年こんなだっけ。もう貧乏性とは縁を断ち切って、5月でも空調入れます。
  • 半年前にやったオープンキャンパスの講演、今だったらもっと違う切り口で話せるだろうなあ、なんてぼんやりと思っていた。半年前はまだ自分の研究に一貫した主義みたいなものがハッキリしていなかったけど、今なら損失関数を主軸において話を通したい。たぶん、「問題が解けるというのはどういうことか」を損失関数の観点から定義して、学習機械の性質について比較的一般ウケするように話せそうな気がする。
  • Turingは「計算できるとはどういうことか」、Valiantは「概念の学習とはどういうことか」をボトムアップに論じたわけだし、そういう本質的な話にもっと想いを馳せてみたい。

2020/05/10 (Sun.)

  • たまたま目に留まった進振りの記事を読んだ。著者は素粒子物理でPh.D.を取った後クオンツでしばらく働いてから、リーマンショック後になんと今度は経済学Ph.D.を取って今は同専攻で准教授をやっているらしい。と、先に経歴を書いてしまうと「なんだ生存バイアス野郎か」となって興味が削がれてしまいそうだけど(笑)、(理論系)博士学生にありがちな煩悶(自分の研究が人類史にとって本質かどうかなんてわからないし宝くじみたいなもの、しかも自分が生きてる間にくじの結果すらわからないことも多々)が完結に綴られてて、まあ記事の中身はなかなか良かった。
  • まあそうだよね。結局研究を「アテ」ようとするのは無駄で、自分が面白いと思ったことに真摯に取り組んで、あとは周りの人にstory-tellingしていくしかない。それでくじがハズレだったとしても、自己満足ができて最低限不自由のない程度の生活が送れるなら、まあそれでいいんじゃない。
  • 身の回りにも特徴的なキャリアを歩んでる人たちがそこそこいる(企業研究者、企業研究者やめてacademinした人、逆にacadexitした人、博士後すぐに助教になってる人、修士出て企業研究者やってる人、などなど)ので、この時期に人生相談(笑)したいと思ってたんだけどなー。こんな事態になってしまって不自由になったので残念。

2020/05/09 (Sat.)

  • 引きこもり生活始めてから料理の幅がだいぶ広がった気がするな。スパイスカレー、小松菜のおひたし、ポテトサラダ、キャロットラペ、マカロニサラダとか、今まであまり作らなかったものもさっと作れるようになってきた。
  • Yohai & Zamar (1997)、20年前の統計の論文にしてはまあまあ読みやすいけれど、証明が天下りすぎてどうしてそうなったのかがわからん。。

2020/05/08 (Fri.)

  • 外部との共同研究で尻を叩かれている人を見ると、自分のいまの非常に自由な環境にほっとする。M2のときに定期ミーティング有りの共同プロジェクトをやっていたときがあったけど、あれはミーティングに追われて精神的にも追い詰められやすかったな。。
  • 既存研究の整理が終わった。これから理論解析をはじめるぞー。

2020/05/07 (Thu.)

  • (オンライン飲みなどで)ダラダラ酒を飲まない・ランニングする・作業中に体動かす(筋トレ・スタンディングデスクなど)、の3つで生産性がだんだん戻ってきたような気がする。後ろ2つはそうとして、僕は本質的に人と喋るのが得意ではないので、必要な分だけしか喋らないほうが精神的にも体力的にも良い。
  • とりあえず頭の中にある関連研究を全部書きだしてみたら、それだけで引用文献数が50いった。関連研究の節を書くと、各先行研究間の関係性をきちんと考えないとストーリーができないので、必然的に頭の中で関係性が整理されてよいですね。

2020/05/06 (Wed.)

  • こんなにGW感のないGWもはじめてだ。ほんとだったら遊びに行きたかったけど仕方なし。
  • 結局Maronna et al. (2006)の必要箇所を読み切って、ロバスト統計界隈の論文を20本くらいサーベイした。まあ生産性としては悪くなかったと思う。

2020/05/05 (Tue.)

  • いつもSNSで見かけるたびにイラッとする人がいて、今日もご多分に漏れずにイラッとしたんだけど、暇なのでなんでこんなにイラッとするのかな、、と考えてみたら、その人は実際には喋ってもいない、自分がイラッとしそうな台詞を勝手に想定してしまっているせいらしいことに気づいて、結局自分の敵を作るのは自分なんだなと思った。
  • その人は実際にそういうことを心中では思っているかもしれないけど、僕にはそれはわからないし、たとえそうだとしても口にはしないという選択を取ってるのがその人の意志なのだから、むやみやたらと仮想敵を作り上げるのはよろしくない。そういうときは自省して美味しいものでも食べましょう。
  • そんなくだらない思索に耽るほど暇な昼下がりでした。

2020/05/04 (Mon.)

  • ロバスト回帰界隈の論文、90年代の結構古めの方からかなり満遍なくサーベイしてきたので、かなり文献間の関係性がつかめつつある。量が膨大すぎて頭の中に入り切らなくなってきたので、もう論文書き始めてもいいんじゃないのかしら。提案法まだないけど。
  • 最近は一日一本論文を読む習慣をつけるように心がけているのもあって、息を吸うようにサーベイする力が少し身についた。先行研究間の関係性を知るのは楽しいし、なおかつそこに潜む穴を見つけ出すのはなかなか気持ちいい。

2020/05/02 (Sat.)

  • やることがなさすぎるので、徒然なるままに教科書を読み続けている。Maronna et al. (2006)の主要な章に目を通してしまった。結局、この手の古典的なロバスト統計は推定量のロバスト性を影響関数、GES、FBPなどで定義した後、ロバスト性と漸近有効性のトレードオフを取るのが本質っぽいですね。個人的に一番しっくりきた定式化はHampel's estimatorとかYohai-Zamar's estimatorあたりの、制約付き最適化としてトレードオフを定式化する方法。
  • かぼちゃの煮物はいつもなんとなくそぼろ煮にしていたのだけど、鶏むね肉と一緒に煮込んだらめちゃくちゃ美味しいな。小さい革命だ。

2020/05/01 (Fri.)

  • 引きこもり生活も1ヶ月続いたなあ。もうだいぶ疲れてきてしまって、今週はかなりひどかった気がする。まあ金銭的なダメージを受けていない身分なのでそこは本当に運が良いけれど、さすがにきついな。
  • 研究の意味でも3ヶ月弱はほぼ勉強メインで進めてきているので、見方によっては停滞している。この状況下でそんな頑張る必要ないと思うけど、一方でそろそろアウトプットにしたいという気持ちもある。
  • 次に東京から出られるのはいつなのだろうか。。