Random thoughts in Japanese. All optinions are my own.
2026/03/09 (Mon.)
- 気づいたら今週末にもうアゼルバイジャン旅行が迫っている。今回はビザも不要だし、驚くほど何も準備をしておらず、航空券以外と言えばホテルも現地交通機関も、何なら目的地すら決めていない始末。ようやく腰を上げて情報収集をしはじめたら、アゼルバイジャンに驚くことなかれ、一週間では到底周りきれそうにもないほど魅力的な街や村、自然がありそうだった。仕事のスケジュール上1週間以上あけると差支えがあるし仕方ないが、まあこれは嬉しい悲報だ。俄然アゼルバイジャン行きが楽しみになってきた。
- 旅行前に査読を終わらせるべく読み進めて、今日で COLT の査読は 5/7 を終えた。COLT とは言え、投稿論文の段階では意外に低クオリティの論文も少なくなく、そういう意味では7本のアサインは想像よりは重くなさそうだった。投稿論文のクオリティのばらつきは ALT に近さを感じる。あちらも良い論文は本当に良いのだけど、目も当てられない論文も同程度にある印象。
2026/03/06 (Fri.)
- 久しぶりにオフィスに来てレターボックスを覗いたら、なんと昨年出版した本 (2025/03/08) が今年の青山学院大学の全学科・一般の二次試験の国語の問題として使われていたとの連絡が届いていた。コピーも入って送られてきていたが、いかつい「国語」と書かれた威圧的ないかにも試験問題然した表紙をめくると、大問一の書き出しに非常に見覚えのある文章が載っている。穴埋め問題などもあって、書いた本人はそりゃ選択肢を見れば一発で答えがわかるのだけど、意外にわかるかわからないか微妙なところを攻めた設問で、高校生の国語力を測るには絶妙な難易度感のように見える。現代文の問題なんて10年振りに眺めたが、10年も経って見てみると、試験で聞かれていることは結局ディスコースマーカーを拾いながらきちんと論理的に同値関係や対義関係などが追えているかということで、それは徹頭徹尾論理パズルなのだということを追認させられた。いやしかしまさかこんなことがあるとは。
- 学会開催後で流石に疲れてしまい、一日中眠い。そんな中1時間ミーティングを連続3件ぶっ通しでこなす。学会運営していたからといって、学生の研究を放置しておけるわけではない。明日は仮免試験だしなかなか休まらなさそうではあるが、多少週末に体力を回復させたいところ。
2026/03/05 (Thu.)
- 4日間の学会を終えた。流石に4日目ともなると体力の限界を感じるが、それにしてもだいぶ勉強や議論をすることができた。学会の合間にも書類仕事や査読を止めることなくちまちま進めることができた(秘訣は朝の5時半に起きてから学会が始まるまでそういう仕事をすることだということがわかった)。
2026/03/04 (Wed.)
- JMLR 論文が最終的に公開された。もうそれは本当にようやく。COLT2024 で一度不採択になった後が大変で、流石にここに書くのも憚られるような酷い話(直接的な被害も間接的な井戸端話も含めて)があり (2025/12/07)、一時は査読結果に腸が煮えくり返って平静も保てないタイミングもあったが、寝かせて落ち着きを取り戻し、多少のウィットを効かせた皮肉を真面目に読んだ人だけが気づくように論文に埋め込んで、最終的に公開。長い旅路だった。JMLR にはじめて論文が採択されたというのも、機械学習研究者としてのひとつのマイルストーンだろう。
2026/03/03 (Tue.)
- やっぱり学会は良いものだ。40人程度の規模だから踏み込んだ技術的な話もゆっくりできるし、単に同窓会的な意味合いでも楽しい。あとは学会を聞いている合間に事務仕事と論文修正、ポスター作成などもぽんぽん進んで調子が良い。明日から折り返し。
2026/03/02 (Mon.)
- FIMI 1日目。京都から新宿へ早朝通勤。病み上がりではあったが、午後から段々と調子が出てきて、自分の発表は卒なくこなせた。結構良い質問が来て嬉しかった。Brenier isotonic regression は個人的には会心の出来の面白い研究なので、何も意識しなくても素で楽しみながら喋れる。「数理ってこんなに綺麗で実用的なんだ」というのを体現している力作。我ながら良い仕事をしたものだなあと思う。
- ランチの流れで Guillaume さんと二人でお店に入ることになった。本当にありがたいことに、二人きりになった瞬間に Guillaume さんはフランス語で喋りかけてくれる。正直かなり集中しないと聞き取れないことが多いけれども、僕がどんなに辿々しくて噛み合ってるのかもよくわからないフランス語を返しても真摯に耳を傾けてキャッチボールしてくれるのでありがたすぎる。
- フランス語での会話は相当に集中力も必要だし疲労するのだけれど、この感覚、昔小学生の頃に祖父母と中国語で話すときの疲労感に似ているな、とふと思い出した。たぶん喋れている内容でいうと小学生の頃の中国語の方がまだ上だと思うけれど、疲労感の近さを鑑みると実はフランス語で喋れるようになっている内容も意外に馬鹿にならないのかも、と思えてきた。まだ全然辿々しくて胸の張れるようなレベルではないのだけども。
2026/03/01 (Sun.)
- イランとイスラエル、アメリカの戦争が始まってしまった。これほどまでに無垢の人々が犠牲になるのに、なぜ看過されるのか。この数年で多くのイラン人の学生と知り合う機会に恵まれて、みな真摯に科学に取り組んでいる点では同じく切磋琢磨しているのに、なぜ彼らの家族や親友だけが理不尽な危険に晒されなければならないのか。為政者が安全地帯からチェスの駒を操るかのように戦局を弄ぶのが許しがたい。