Random thoughts in Japanese. All optinions are my own.
2025/11/05 (Wed.)
- 軽井沢合宿、手を動かして研究する研究時間は取れなかったけれども、かわりにオンライン学習に関して多くの勉強ができた。すぐに思い出せる面白かった話としては、スワップリグレットの下界の証明、オンライン凸最適化の下界の証明、2プレイヤー零和ゲームにおける social regret と individual regret の抑え方、などなど。証明のテクニックの見通しはとても良くて、単にそこに至るまでの研究の文脈を追えていないので、こういうのは詳しい人から教えを請うに限る。
- 京都から軽井沢、行くまではすごく遠くて億劫だったが、いつも通り仕事しながら新幹線に乗っていたらあっという間に着いた。新幹線で仕事ができるのは本当に都合が良くて、ほとんど時間のロスなしで目的地まで移動することができる。
2025/11/03 (Mon.)
- 軽井沢へ来て研究合宿。初日から swap regret の勉強をさせてもらったり既に有意義ではあるのだが、はからずも飲み会の席で相対主義に関して非常に闊達な議論があった。論点は2つ。一つは、相対主義的言明は条件付き期待値と相性が良いということ。条件付き期待値はとどのつまり「ある集団に限れば平均はいくらである」ことを主張する量である。相対主義も(原義的には)共時的・通時的な絶対的法則の存在を否定し、合理的な言明はあるスコープに限ってのみ合理的足り得るということを擁護する立場である(と考えている)。そのため両者には相互に通底する考えがある。二つ目は、相対主義を絶対視すること自体は自己撞着に陥っていないという点である。現象論のレベルで相対主義的であると考えることと、それ自体がメタレベルで絶対的に成立することを標榜することは、主張のメタ階層が異なるため、決して矛盾しているわけではない、というわけである。同様に、現象論レベルで相対主義的であることを、メタレベルでも相対主義的に擁護するという立場もあり得る。これは自分にとって意外に新しい視点だったと同時に、そうなると相対主義を絶対視する立場に対して感じる僕自身の違和感は一体何なのだろう、という新たな疑問を突きつけられる契機となった。
2025/11/02 (Sun.)
- 京都に戻ってきた一日の間にフランス語の試験、合間に論文を読んで、昨日のライブの精算をし、カフェに行ってスーパーで買い物を終え、ジムに行って明日の荷造りを終えた。よくよく考えると活動密度は高い。朝も久しぶりに7時まで寝たのでかなり元気になった。
- DELF A2 はたまにわからない単語はあるものの、まあ正直合格ラインは大幅に超えてるだろうとは思う。レッスンの先生の言うように受けなくても良かったかもしれないけど、まあ一つのマイルストーンということで。次は DELF B1。B1 まで受かったらだいぶ満足だな。その後はもはや会話の練習中心で良いだろう。来年中に受かれば嬉しい。
2025/11/01 (Sat.)
- ライブを終えた。江古田 Buddy なんて行ったのはもう2018年が最後か。サークルの OB バンドイベントとはいえ、流石に他のバンドが若過ぎて恐縮してしまうだろうかと気を揉んでいたが、全くの杞憂で若者は楽器もうまいし社交的に話しかけてくれるし、ありがたい限りだった。自分が学生だった頃に見知っていた後輩がまだ元気に楽器を続けているのを見れて嬉しい。
- 本番は練習と比べても遜色ないくらい結構良く吹けたかなと思っていたのだが、帰りの新幹線の中で(柄にもなく)ライン録音を聞いていたところ、あまりお世辞にもうまいとは言えなくてしょんぼりした。特に自分のソロが全然うまく吹けていない。根本的にリズムが出せてないのが致命的すぎる。まあ練習期間が実質2週間しかなかった中では少なくとも吹ききっているので最悪の事態は免れているが、全く満足がいかない。あと2週間ほしかった。そうしたらリズムとアーティキュレーションが多少は出せたと思うが、しかしまあベースの楽器力不足としか言いようがない。悲しい。それでも楽器を吹くと楽しくなってしまうから難儀なのだ。